突然起きる電気のトラブル、対策は万全ですか?
長時間電気がつかなくなる「停電」、電気供給が一瞬途切れる「瞬停」どちらも機器にとっては命取りになります。作業をおこなっている時に停電・瞬停が起きると、ハードディスクの故障、データファイルの破損が起こる可能性があります。また、過剰な電流(サージ)が流れてしまう「過電流」という現象も電気機器が故障してしまうことがあります。
過電流への対策
過電流を100%防げるという保証はありませんが、雷サージ防止付きのテーブルタップを使うという手もあります。
停電・瞬断の対策
UPS(無停電電源装置)を使うと、停電などで電力供給が途絶えても一定時間外部に電力を供給できます。
「気づいたら電池が無い!」とならないため、定期的なバッテリーチェックを実施しましょう
UPSのバッテリーには寿命があります
一般的なバッテリー(小形制御弁式鉛蓄電池)の寿命は、従来品2~3年、長寿命品4~5年が目安となります。交換時期を過ぎたバッテリーは、必ず交換しましょう。
交換時期を過ぎたバッテリーを使っていると…
電源の瞬時停電などが発生した場合、UPSの出力が止まり、データ消失という最悪の事態に直面する恐れがあります。そのまま使用すると、バッテリーの容器が割れて中の液が漏れたり、異臭・発煙・発火などの二次障害を引き起こす原因となります。