【公共職業訓練】ITエンジニア養成科(大分)

【公共職業訓練】ITエンジニア養成科(大分)

ITエンジニアとは?

今多くの企業から必要とされているITエンジニア。「IT」は情報技術、「エンジニア」はエンジニアリング(工学)の専門的な知識・スキルを持つ人という意味です。

一言で「ITエンジニア」と言っても、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、データベースエンジニア、プログラマー、アプリケーションエンジニアなど様々な職種があります。

システムエンジニア
ネットワークエンジニア
データベースエンジニア
プログラマー
アプリケーションエンジニア

当訓練では「基本情報技術者」「応用情報技術者」の習得を目指します。

IT資格の登竜門

基本情報技術者とは

国家資格であり、IT全般に関して幅広い範囲から出題される試験です。ITエンジニアに必要な基礎の範囲を国家が定めた試験となります。

この資格がITエンジニアとしてのキャリアをスタートするための入り口となる資格です。
令和5年4月から通年試験となり、試験内容が大幅に変更されましたが、当訓練はその変更に対応したカリキュラムとなります。

応用情報技術者とは

経済産業省が策定した「ITスキル標準(ITSS)」のレベル3に該当し、スキルの専門分野確立を目指し、プロフェッショナルとなるために必要な応用的知識・技能を有することを認定する資格です。

ITスキル標準のレベル2である基本情報技術者試験の上位にあたり、より専門性の高いデータベーススペシャリスト試験やネットワークスペシャリスト試験など9つの試験区分の高度試験(レベル4)に合格するための通過点となる資格です。
この資格は、ITエンジニアとしてのキャリアをレベルアップするための資格です。

あなたの能力を活かして本当に必要とされるITエンジニアに。

ITエンジニアになるには、コンピュータの知識・技術はもちろん、コミュニケーション能力や文章力など他のスキルも重要です。

あなたの今までの経験、培ったスキルが武器になります。
訓練で基礎知識と技術をしっかり身につけ、【本当に必要とされる】ITエンジニアになりませんか。

ITエンジニア養成訓練です

この訓練では、パソコンの基礎(電源を付ける所から)、パソコンの仕組み、インターネット/通信の仕組みなどの知識を深め、ITエンジニアになる為の土台作りを行います。
国家資格である基本情報技術者試験や応用情報技術者試験に挑戦し、IT企業に求められる人材を目指す訓練です。

パソコンの基礎知識から学べる

Excel、Word、PowerPointを個々の習熟度に合わせて学べるため、初心者から上級者まで幅広くスキルを習得できます。また、訓練期間中に複数回受験の機会があるため、最終的に上級レベルの資格取得が可能です。

基本情報技術者試験(国家資格)の合格を目指す

訓練で分かりやすく指導しますので、1年間の訓練期間で国家試験合格に必要な知識を無理なく習得することができます。
また、比較的受験しやすいITパスポートの資格にも挑戦できるため、
幅広い知識を身につけることができます。

応用情報技術者試験(国家資格)の合格を目指す

訓練期間1年の利点を生かし、前半の半年間の知識・技能をベースに、後半の半年間でさらに基本情報技術者試験の上位の資格である応用情報技術者試験の合格を目指します。

プログラミングの実践力の習得を目指す

実際にプログラムを作成することにより、プログラミングの実践力習得やプログラミングの前工程であるプログラム設計や後工程であるテストの知識の習得を目指します。

IT企業または一般企業のシステム管理者としての就職を目指す

IT関連資格の中でも基本情報技術者試験は最も知名度が高い試験であり、この資格を取得すれば就職時に自分が持つスキルや知識を明確に証明できるため就職に有利になります。
さらに応用情報技術者試験は基本情報技術者試験より合格の難易度が高く、より高い評価が得られます。

よくある質問

パソコン初心者ですが大丈夫でしょうか?

初めは、「パソコンは文字を入力するくらいしかできない」という生徒さんもいらっしゃいます。パソコンは初歩からしっかり時間をかけて指導しています。

就職活動が不安なので、どんな風にサポートしてもらえるのか知りたいです。

まずは就職先に求める条件を整理し、どんな職種・職場で働きたいかを明確にするお手伝いをします。就職活動の際には求人情報の収集、履歴書・職務経歴書作成支援、面接対策など、就職にむけてしっかりサポートします。

自分のパソコンを持っていなくても大丈夫ですか?

教室ではみなさん貸出のパソコンを使用していただきますので、ご自分のパソコンを持っていなくても大丈夫です。自宅学習をされる場合も貸出パソコンをご利用いただけます。

募集要項

受講資格1. 訓練を受講することが再就職の促進に資すると判断され、公共職業安定所長の受講指示、受講推薦又は支援指示を受けた方
2. 過去1年以内に公共職業訓練又は求職者支援訓練(実践コース)を修了したことがある方は、公共職業訓練の受講はできません。
募集定員30名
※応募者数が少ない場合は募集期間の延長や訓練の中止をする場合があります。
募集期間令和6年3月19日(火)〜令和6年5月2日(木)(締切厳守)
※最終日は17:00必着
選考日時令和6年5月9日(木)9:45集合
※受験票は送付しません。選考試験日に必ずお越しください。
選考会場大分市大字下宗方1035-1
大分職業訓練センター(駐車場あり)
選考方法適性検査、個人面接
※筆記用具(電子申請の場合は入校願書の原本)
合格発表令和6年5月16日(木)14:00発表
※別途、合否について文書により通知します
入校説明会令和6年5月27日(月)10:00〜
場所:コンパルホール309会議室(住所:大分市府内町1丁目5-38)(有料駐車場あり)
受講指示日令和6年6月4日(火)
各ハローワーク(雇用保険受給者のみ)

本人確認ができるものを持参のうえ、大分高等技術専門校で口頭による総合得点及び順位の開示請求(発表後1ヶ月間)が可能です。ご提出いただいた入校願書(写真を含む)、その他の応募書類は返却出来ませんので予めご了承ください。

※個人情報の取り扱いについて、応募書類にて知り得た個人情報は訓練実施以外の目的には利用しません。
※また、悪天候、感染症予防等により、選考試験や入校説明会、訓練期間等が変更になる場合があります。

応募書類及び提出方法

「入校願書」は所在地を管轄するハローワークで相談の上、お受け取り下さい。
「入校願書」を下記提出先まで持参、郵送又は電子申請で提出してください。なお、電子申請方法については下記提出先にお問い合わせ下さい。

提出先

大分県立大分高等技術専門校(〒870-1141 大分市大字下宗方 1035-1)
TEL:097-542-3411

入校願書提出後の流れ

注意事項

  • 修了日から3ヶ月以内に就職状況を報告していただきます。
  • 訓練期間中に、キャリアコンサルティングを受けていただきます。
  • 訓練修了が見込めない、または、訓練期間中に授業の進行を妨害したり、訓練担当職員の指示に従わず秩序を著しく乱したり、欠席・遅刻・早退が多いときは、退校していただくことがあります。

訓練の詳細

訓練期間令和6年6月5日(水)〜令和7年6月4日(水)
訓練場所ゴードービジネスマシン株式会社(住所:大分市下郡北1丁目2-12)
訓練時間9:00〜15:30(予定 土・日・祝日、8/13 ~ 15、12/30 ~ 1/3 を除く)
必要経費受講料は無料です。(ただし、教科書・教材費15,780円 程度及び資格取得受験料は自己負担となります。)
※職業訓練生総合保険の保険料 8,550円 + 振込手数料(任意加入)
車通学訓練場所:駐車場 有(5,000円/月)
※台数に限りがあります

委託訓練カリキュラム

受託機関名 ゴードービジネスマシン株式会社

訓練科名ITエンジニア養成科(大分)
訓練期間令和6年6月5日〜令和7年6月4日(12ヶ月)
訓練目標・上位者の指導の下に,次のいずれかの役割を果たす。
1. 組織及び社会の課題に対する,ITを活用した戦略の立案,システムの企画・要件定義に参加する。
2. システムの設計・開発,汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、利用者にとって価値の高いシステムを構築する。
3. サービスの安定的な運用の実現に貢献する。

・ITSSレベル2相当の国家資格「基本情報技術者試験」の取得及び実践力を身に着け、さらに上位レベルの資格取
得を目標とする。

就職先の職務

  • プログラマー
  • アプリケーションエンジニア
  • サーバーエンジニア
  • システムエンジニアなど

訓練の内容

学科

科目訓練の内容訓練時間
オリエンテーション入校時、修了時オリエンテーション6時間
就職支援受講動機、コミュニケーション、自己理解・仕事理解、ビジネスマナー、職業倫理、健康管理、就職活動の進め方、求人動向、求人情報の収集、ジョブ・カード作成支援、履歴書・職務経歴書作成支援、面接対策、キャリアコンサルティング等60時間
基礎理論離散数学、応用数学、情報に関する理論、通信に関する理論、計測・制御に関する理論45時間
システム戦略システム戦略、システム企画30時間
経営戦略経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ24時間
企業と法務企業活動、法務24時間
コンピュータシステムコンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア30時間
応用情報技術者試験対応午前問題全般、情報セキュリティ、プログラミング、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース141時間

実技

科目科目の内容訓練時間
アルゴリズムとプログラミングデータ構造、アルゴリズム、プログラミング、プログラム言語、その他の言語75時間
技術要素インタフェース設計、マルチメディア技術、データベース、ネットワーク、セキュリティ90時間
開発技術システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術90時間
プロジェクトマネジメントプロジェクト、プロジェクトマネジメント、PMBOK(5つのプロセス群、10の知識エリア)30時間
サービスマネジメントサービスマネジメントシステムの計画及び運用、パフォーマンス評価及び改善、サービスの運用、ファシリティマネジメント、システム監査、内部統制30時間
プログラミング演習疑似言語、プログラミングの基礎、プログラム設計、プログラミング、テスト573時間
データ集計演習表計算ソフトの基本操作、書式設定、データ集計の基本(関数・数式の挿入、ピボットテーブル)、データの見える化(グラフ作成等)60時間
文書作成・プレゼン作成演習ワープロソフトの基本操作、文書の編集・書式設定、ビジネス文書の作成、プレゼンテーションソフトを使用したスライドの作成とプレゼンテーション演習60時間
Web ページ作成演習HTML の基礎、スタイルシートの活用、Web ページの修復60時間
職場見学情報通信分野の企業見学、施設・業務内容説明、質疑応答12時間

訓練時間総合計1440時間(学科 360時間、実技 1080時間)

取得可能な資格

ITSS レベル2:基本情報技術者試験独立行政法人情報処理推進機構通年実施7,500円
ITSS レベル3:応用情報技術者試験独立行政法人情報処理推進機構4月・10月実施7,500円
ITパスポート試験独立行政法人情報処理推進機構通年実施7,500円
情報処理技能検定試験(表計算) 初段日本情報処理検定協会7月・10月・12月・2月実施5,300円
日本語ワープロ検定試験 初段日本情報処理検定協会7月・10月・12月・2月実施5,300円
プレゼンテーション作成検定試験 1級日本情報処理検定協会7月・10月・12月・2月実施3,300円
ホームページ作成検定試験 1級日本情報処理検定協会7月・10月・12月・2月実施3,300円

主要な機器設備(参考)

  • ノートパソコン(30台)
  • レーザープリンター
  • プロジェクター
  • スクリーン

※機器及び施設設備については、ご希望に添えないことがありますのでご了承ください。

お問い合わせ

詳しくは、下記までお問い合わせください。

ゴードービジネスマシン株式会社
教育事業部直通TEL:097-547-9500


受講申込書に係る担当者:教育事業部/大熊
訓練実施内容に係る担当者:教育事業部/藤原